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成年後見業務での出来事 その1

 司法書士の業務の一つに、成年後見業務があります。

 これは、認知症などでご自分では財産を管理するのが難しい本人に代わり、司法書士等が成年後見人という立場になって、本人の財産を管理したりする業務です。

 成年後見人の仕事としては、財産管理だけでなく、本人の健康状態等がどうか確認しに行く身上監護業務もあります。

 そこで、当職は、身上看護業務の一環として、月に1回ほどご本人に会いに行っています。

 先日、ある方の定期訪問に参り、帰りがてらその方と握手をしました。

 そしたら、その方が、力強く私の手を握ってくれて、そして手を振ってくれました。

 その方の健康状態等はあえて伏せさせて頂きますが、その握手の力強さに、当職は驚いたとともに一種の感動を覚えました。

 「なぜ。」、と言われても、理由は伝えにくいものですが、なんだか、その握手の感覚に人間の素晴らしさを感じたように思えました。

 帰りの車の中で、なんだかニタついていたかもしれません。

 でも、握手一つで、自分が幸せな気持ちになったのは事実です。

 人間の喜びとは・・・、このテーマは、常に意識して業務に励んでいかないといけないと思いました。

 

 司法書士 今井 久雄

 

 

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