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成年後見業務 その3

 今日久しぶりに、在宅のある被保佐人の方に会いに行きました。

 コロナウィルスの影響で、その方の定期訪問を数ヶ月控えていましたが、やっとのことで訪問することができました。

 その方、相変わらず元気に健康そのものの表情を見せてくれて、内心嬉しかったです。

 

 成年後見業務は、財産管理という仕事もありますが、人によっては年間の収支がマイナスになってしまう方もいます。

 その場合、生活の仕方を変えたりして、収支を調整することも必要になってきます。

 このため、心情的には、成年被後見人本人に辛い目に遭わせてしまうこともあります。

 この仕事の辛い部分ではありますが、思うことは、やはりどんな人間でも経済というものは付きまとうことですね。

 生きるためにはどうしてもお金が必要です。これはこの業務をしていると痛感することが多いです。

 

 でも、お金がすべての幸せのバロメーターだとは思いません。

 お金が少ない方でも、思いやりをもって関わることが大事です。

 思いやりというテーマは、難しいですね。心がけているつもりでも、行き届いているか分かりませんから。

 それでも、一生のテーマにしていきたいとは思っています。

 

 司法書士 今井 久雄

 

 

 

 

 

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